育児の悩み

11歳男の子:現在小学校6年生の息子が妻の服を着たがって困っていました。

11歳男の子:現在小学校6年生の息子が妻の服を着たがって困っていました。

現在小学校6年生の息子が妻の服を着たがります

身長も150センチほどしかなく華奢な体格のせいか学校でも女の子っぽいとからかわれていました。

 

その影響かどうかはわかりませんが2年生の時に私と妻が外出している間にコッソリ妻の服を着ていたことがわかりました。

 

スカートはもちろんのことストッキングなどの下着まで着けているようでした。

 

妻がタンスの中のストッキングがほとんど伝線していたのと下着のたたみ方がおかしいことに気づいたのが最初で最初は私が変な趣味があると疑われたのですが息子の部屋のベッドの下にストッキングが隠してあることに妻が気づき発覚しました。

 

妻は下着の収納場所を息子のわからないようなところに何度か変えてみたものの広い家ではないので隠し場所も限られあっという間に息子に見つけられるという繰り返しでした。

 

5年生になるとお小遣いを持って自分でコンビニやドラッグストアなどでストッキング等を買ってくるようになり息子の部屋に新品のストッキングが大事そうにしまってあったそうです。

 

息子にこの話をして実際に問いただしてみると息子は知らないの一点張りです。

 

息子の部屋にストッキングがあったことを聞いてみても知らない間に置いてあった等の苦しい言い訳をしていっこうに認めません。

 

このままでは息子は女装癖を持ったまま大人になってしまうのではないかと妻と真剣に悩みました。

 

息子が妻の服を着たがる悩みに行った対処方法、工夫、楽しみ方と結果

息子の心理状態も考え女装の件に関しそれほどいろいろ言えたわけではなく抜本的な解決策を見いだせずにただいたずらに日々が過ぎて行くだけでした。

 

そんな時、妻が一計を案じました。

 

それは思い切って叱ったり咎めたりするのではなく逆に女装をさせてみようというアイディアでした。

 

私は本当にそのアイディアでうまくいくのかと一抹の不安を覚えましたがこのまま何もしないで悩んでいるのは何の解決策にもならないと思い思い切って妻のアイディアにのってみることにしました。

 

ある日、私と妻が休みの日に学校から帰って来た息子に対し、女物の服、下着やストッキングも含めた一式を息子の前に置いて妻がこれ着てもいいよと言いました。

 

私は新聞を読んでいて聞いていないふりをしながら息子の反応を待ちました。

 

息子は喜びを隠しきれない様子で自分の部屋にそれらを持って行き着替えてリビングに出てきました。

 

息子の女装姿は見たくなかったですが妻のアイディアにのったからには文句をつけるわけにもいかず普段と同じように接しました。

 

すると妻が夕飯の買い物に行くから私と息子に荷物持ちをして欲しいから一緒に来てと言い出しました。

息子も了解したようで着替えに自分の部屋に行こうとしましたがそれを妻が止めました。

そのままで一緒に来なさいと言ったのです。

 

息子は愕然としながらも渋々付いてきたのですが買い物中全く顔を上げることができずに顔を真っ赤にしていました。

 

そして帰るなり着ていた女物の服を脱ぎ去りこんな恥ずかしい思いをするならもうしないと言いました。

 

その後、野球部に入れてスポーツをさせたことにより逞しいことがカッコイイということに気づき女の子にモテたいというようになり私はホッと胸をなでおろしました。

 

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息子の件は少数意見でとてもレアなケースかもしれません。

でも私にとっては非常に大変な出来事でした。

 

よくよく息子に話を聞いてみるとスカートの裏地のツルツル感とストッキングのツルツル感が好きだったと言っていました。

 

私には息子の言うツルツル感の良さは全く分かりませんが息子にとっては非常に良かったらしいです。

 

人間は千差万別で何が良くて何がダメなのかというのは難しい問題ではありましたが私にとっては息子は女装癖などを持ったまま大人になって欲しくなかったので良かったと思っています。

 

息子のことを例に挙げると男がスカートを穿いて外に出るということがどんな気持ちなのかということをわからせてあげられたことが良かったのではないかと思います。

 

息子は女装して買い物に出た時にスカート姿をクラスメートに見られたらどうしようとしか考えていなかったようです。

 

当時の息子は女っぽくてナヨナヨしていたので男らしさと逞しさを身に着けるために野球をやらせてみたことも好結果を生んだように思います。

 

性同一性障害というものもあるので一概に押さえつけてしまうことは良くないことであると認識はしていますが息子のことになるとやはり冷静ではいられなくなり妻のアイディアというか荒療治にのりました。